維持管理・点検事業部門

調査・点検

建設コンサルタントとしての技術知識と経験に基づき、構造物の維持保全のために行うのが各種構造物点検・調査業務です。また、橋や道路などが沈んだり傾いたりしないように、地すべりや急傾斜地の斜面が崩れ落ちないように、構造物を安定させ安全に利用できるように計画するために地中の状態を調べるのが地盤・地質調査です。

地質調査

神奈川県は、丹沢や足柄などの山地、大磯や三浦などの丘陵地、扇状地である相模平野、横浜や伊勢原などの台地、東京湾沿いに広がる低地、さらには箱根という火山まで存在する多種多様で複雑な地形で構成されています。
道路や橋、ビルや一般住宅など、地盤の上に何かを作る場合、あるいは地盤を削る、掘る時などには地盤の情報が欠かせません。また、土砂崩れや地すべり、大雨による浸水被害など、各種災害対策を立てる際にも地盤の情報が必要になります。
地質調査は、これらの基礎情報を得るために既存資料や文献資料などから目的にあった調査計画を立案し、現地に見合う最適な方法で行います。

地質調査【履行実績】

業務名	履行場所	概要
大磯高校武道場新築工事地質調査	大磯町	ボーリング5箇所、標準貫入試験、室内土質試験
斜面崩落対策地質調査	相模原市緑区	ボーリング5箇所、標準貫入試験、室内土質試験
新和田調査業務	相模原市緑区	ボーリング3か所、地下水位観測

各種点検・調査

構造物調査では様々な構造物の品質保持や維持保全のためコンサルタントとして培った専門技術力と目で解析と評価を行っています。設計計画の資料として調査を行うこともありますが、すぐれた調査データを提供できるように努めております。

各種点検・調査【履行実績】

業務名	履行場所	概要
野島公園護岸診断業務	横浜市	護岸調査L=1.28km　17区間
新山下緑地一部 法面既設コンクリート構造物調査	横浜市	健全度調査、健全度評価業務
横断歩道橋点検地域一括発注業務	平塚市・厚木市・ 大和市の管内一円	横断歩道橋点検　N=16橋

防災カルテ診断

道路防災点検は、豪雨・豪雪等による災害を防止するため、道路法面の安定性等について詳細な点検を行い、さらにその結果を今後の走路防災対策に反映していくためのものです。点検実施後に対策等を記した「防災カルテ」、「箇所別記録表」の作成や点検結果取りまとめを行います。

防災カルテ診断【履行実績】

業務名	履行場所	概要
道路災害防除工事 防災点検業務	愛甲郡清川村	二次点検及び三次点検12箇所、 防災カルテ(追跡調査)258箇所
道路防災カルテ点検業務	大和市	カルテ点検、点検調査

維持管理計画・補修設計

近年、構造物は経年による老朽化が進行しており、大きな社会問題となっています。これからの長寿命化のための補修・補強の技術も年々進歩しています。各種点検等で確認された損傷に対して、補修・補強の必要性を判断し最適な改善策を提供できるよう努めております。

維持管理計画・補修設計【履行実績】

業務名	履行場所	概要
野川こども文化センター擁壁補修設計	川崎市	鉄筋腐食確認調査2箇所
橋りょう耐震補強設計	平塚市	N=2橋　落橋防止システム検討、耐震補強設計

道路照明柱

平成25年に道路法の改正や点検基準の法定化がなされ、翌平成26年には定期点検に関する省令が告示・公示されました。これにより、道路附属物等（案内標識や照明等）の道路施設は、 5年に1回、近接目視による点検が義務化されました。点検は、平成26年度～平成30年度の5年間で全施設の点検が完了し、令和元年度より2巡目の点検に入っています。
当社では、長年実施してきた点検等の知見を活かし、道路附属物に関する点検・調査を実施し、施設の健全性を評価して対策の必要性を判断する事で、道路利用者の安全安心を守っています。

道路照明柱【履行実績】

業務名	履行場所	概要
道路附属物点検業務	厚木市	道路照明灯点検N=135基
道路照明灯点検業務	秦野市	道路照明灯点検N=165基、点検調書作成、 健全性判定

道路構造物

平成25年に道路法の改正や点検基準の法定化がなされ、翌平成26年には定期点検に関する省令が告示・公示されました。これにより、道路構造物等の道路施設は、5年に1回、近接目視による点検が義務化されました。点検は、平成26年度～平成30年度の5年間で全施設の点検が完了し、令和元年度より2巡目の点検に入っています。
当社では、長年実施してきた点検等の知見を活かし、道路構造物に関する点検・調査を実施し、施設の健全性を評価して対策の必要性を判断する事で、道路利用者の安全安心を守っています。

道路構造物【履行実績】

業務名	履行場所	概要
道路土工構造物定期点検	横浜市	対象施設64箇所
道路土工構造物定期点検	横浜市	対象施設60箇所